フェルナンド・トーレス「これからの2試合には命を懸ける」

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欧州選手権予選で窮地に立たされているスペイン代表戦は、24日のデンマーク戦で何としても勝たなくてはいけない。そのためにもフェルナンド・トーレスは、スタジアムに駆けつけるファンが「スペイン一色に」なってほしいと語っている。代表の合宿に姿を見せたトーレスは「僕らはこの2試合に命を懸ける。それしかない。このような状況になってしまったのは僕らの責任だけど、全ての試合に勝てば本大会に出場できるんだ。確実に進めていかなくてはならない」と決意を覗かせた。

 彼の目標はスタメンになることやゴールを挙げることよりも「2試合に勝って、ファンに以前の希望を取り戻してあげたい」という。「今大切なのはそんなことよりも勝つこと」とコメント。さらに勝利は21日の誕生日プレゼントになってほしいと語る。「代表に招集されるのはいつも素晴らしいこと。今回はまずチームメイトと祝うよ。家族とはまた時間がとれた時だね」と代表に集中する構えだ。

 さらに先日のイングランド戦で勝利したことを振り返り、「あの試合で気持ちを強く持つことができた」と語る。そして「あの試合では全てが上手くいったし、このチームはどんな強いチームとも戦える実力があることを示すことができた。今度はあの試合と同じ気持ちで戦うことが大切だよ」と気合を見せた。最後に「24日のサンティアゴ・ベルナベウは代用のためだけのスタジアムになる。ファンがチームと一緒になって僕らを助けてほしい」とファンにメッセージを送っている。

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