アトレティコ・マドリーが、セルタの元U-21スペイン代表DFジョニーの獲得に迫っている。『マルカ』が報じた。
アトレティコは以前から狙っていたジョニーの獲得を、今夏に実現させる見通し。移籍金は以前にセルタに提示して断られた700万ユーロよりも高額ながら、契約解除金1800万ユーロよりははるかに低い額となるようだ。
セルタの下部組織出身のジョニーは、2011-12シーズン後半からトップチームでのプレーを始め、2013年冬に正式に昇格。以来、セルタの攻撃的なサッカーを支え続け、24歳にして既にリーガエスパニョーラ183試合3ゴール12アシストの記録を残している。ちなみに、若くから才能を発揮していたことで知られる1歳年上のレアル・マドリーDFラファエル・ヴァランですら、リーガに限定した出場記録は141試合2ゴール4アシストと及ばない。
2016年夏にはルイス・エンリケ前監督(現スペイン代表)が率いたバルセロナが興味を示していたとも報じられた、トップレベルでの経験が豊富な若手サイドバックだ。
アトレティコは以前から同クラブに加入することを熱望していたとされるジョニーを、今季にはレンタル移籍で放出する意向。同選手は32歳のDFフィリペ・ルイスの後釜とされるが、現時点で左サイドバックにはフィリペ、またDFリュカ・エルナンデスがいるために、プレミアリーグを最有力候補としてレンタルに出すようだ。
ジョニーは24歳という若さながら、セルタの公式戦で241試合に出場。だが契約延長を求めるセルタに対して首を縦に振らず、今季のプレシーズンではチームから切り離されていた。
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