サガン鳥栖は10日に、フェルナンド・トーレスの加入を発表した。マドリードで行われた会見で。日本への思い、意気込みを語った同選手だが、鳥栖の公式サイトで『平成30年7月豪雨』で被災された方々へメッセージを送った。
フェルナンド・トーレスは、10日の会見で「サガン鳥栖は僕に興味を持ってくれた最初のクラブの一つだ。彼らのスポーツ面のプロジェクトなどに説き伏せられた。彼らは素晴らしい努力をしてくれた。僕が自分たちのいるべき場所にいるための解決法になると信じてくれたんだ」と日本移籍の理由を説明。Jリーグへの知見は現時点でそれほどないことを明かしつつも「(鳥栖を)日本で最も高い場所に行くためにできる限りのことをしたい」と並々ならぬ意気込みを語っていた。
そして同選手は、鳥栖の公式サイトでは、多大なる被害をもたらした『平成30年7月豪雨』について言及。以下のようにコメントしている。
「この度の平成30年7月豪雨により被災されました多くの皆様に心よりお見舞い申し上げます。皆様のご無事と1日も早い復興を願っています。早く日本に行って、自分も何かできることをお手伝いしたいです」
そのうえで「サガン鳥栖のファン・サポーターに会いたいです。サガン鳥栖のユニフォームを着て、ベストアメニティスタジアムで会えるのを楽しみにしています。みんなで新しいスタートを切りましょう!」とサポーターへ向けての言葉も発信している。
登録がスムーズに完了すれば、22日の明治安田生命J1リーグ第17節のベガルタ仙台戦でデビューの可能性もある“エル・ニーニョ”。世界で名を馳せた名ストライカーがいよいよ日本のピッチに立つ。
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