アトレティコ黄金期を支えてきた主将ガビ、シャビが在籍するカタールのクラブへ移籍…年俸は8億円

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アトレティコ・マドリーの主将MFガビ(34)が、カタールのアル・サッドに移籍することになった。

元バルセロナMFシャビ・エルナンデスも在籍するアル・サッドは2日、ガビを空港で出迎えている写真をSNS上に掲載。アトレティコ側からまだ発表はないものの、移籍はすでに決定しているようだ。

ガビはアル・サッドと3年契約を結び、合計で1900万ユーロを受け取る模様。年俸に換算すれば、約630万ユーロ(約8億円)となる。

ガビとアトレティコの契約は、昨季の試合出場数(50試合)によって2019年夏まで自動更新されていた。ガビの契約解除金は2500万ユーロに設定されているが、アトレティコはガビのこれまでの貢献を考慮して、移籍金は求めなかったとみられる。

ガビはアトレティコの下部組織出身で、2004年にトップチームデビュー。その後にはヘタフェにレンタル移籍、サラゴサに完全移籍したが、2011年に移籍金500万ユーロでアトレティコに復帰を果たして、以降主将を務めた。

アトレティコは2011年12月に選手としても在籍したディエゴ・シメオネ監督を招へいし、クラブ史上最大の黄金期を迎えたが、ガビはピッチ上の“もう一人のシメオネ”として欠かせない存在だった。だがここ最近、ガビはその年齢もあって常時レギュラーを務められる状態ではなくなり、クラブはその後釜確保に躍起となっていた。

ガビはアトレティコで、リーガ・エスパニョーラ、コパ・デル・レイ、スペイン・スーパーカップ、ヨーロッパリーグ(2回)、UEFAスーパーカップを制覇。主将としてすべてのトロフィーを掲げ、アトレティコの優勝祝賀会場ネプトゥーノ広場で、ネプトゥーノ像に旗を巻いている。

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