チャンピオンズリーグ(CL)の決勝トーナメント進出が困難な状況となったアトレティコ・マドリーだが、ディエゴ・シメオネ監督は平静を保っている。
CLグループC第3節でカラバフ相手にスコアレスドローを演じて3位につけたアトレティコ。1位チェルシーとは勝ち点5差、2位ローマとは勝ち点3差で、自力突破のためには残り3試合で全勝することが必須だ。
シメオネ監督はカラバフ戦後、公式会見で次のように話している。
「私の調子は良い。明日、改善を目指して働く刺激を受けているよ。我々は前半に試合を決められる可能性があった。それを逃し、徐々に不安と重圧に駆られてしまった。必要な明確さをもってプレーすることができなかった」
「引き分けが続いて、悲観的な雰囲気が蔓延するかもしれない。だが私はこのチームを完全に信じ続けている。3カ月前にサインした時、何があるかは理解していた。明日という日を待つ落ち着きが、私にはある」
アトレティコはCLにおいて開幕節ローマ戦、先のカラバフ戦でスコアレスドローを演じている。シメオネ監督は決定力不足を認めつつ、チーム全体でゴールを奪う必要性を説いた。
「決定力を欠いた。ゴールできる場面でできなったことで、その後は不安によるミスが生じた。フィジカル面の問題ではなかったと思う。結果が付いてこなければ言い訳を探すものだが、これは全員で解決すべき課題だ」
「状況を悲観視する者もいるだろう。だが私はチャンピオンズリーグで戦い続けるため、私の選手たちに経験が備わっていることを信じている」
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