27日のチャンピオンズリーグ(CL)・グループC第1節、アトレティコ・マドリーは本拠地メトロポリターノでのチェルシー戦を1-2で落とした。ディエゴ・シメオネ監督は試合後、チェルシーの方が優れていたとの見解を示している。
93分にFWミヒー・バチュアイの決勝弾を許し、チェルシーの劇的勝利を許したアトレティコ。しかしシメオネ監督は、試合を通してライバルの方が優勢であったとの見解を示す。
「チェルシーの方が私たちよりも快適にプレーしていたと感じた。彼らは正当な形で私たちに勝利したんだ。戦術、フィジカル、激しさと彼らが上回っていた……。チェルシーはとてもコンペティティブなチームであり、私たちよりも力が上であったことを示した。祝福すべきだよ」
アトレティコは前半途中にシステムを4-4-2から4-3-3に変更し、一時的ではあるが試合を優位に進めて先制点を奪った。
「前半終了間際にはサウールの決定機もあったが、決め切ることができなかった。一方、彼らはさらなるチャンスを得て、それらを決め切った。2-0とする可能性はあったが、それでも快適であったとの感覚は一切なかった。チェルシーの勝利は正当だ。より優れたプレーを見せていた」
後半アディショナルタイムが3分取られたことに、不満はないようだ。
「3分は大袈裟ではない。私が目にしたことに対して、素直にならなくてはならない。引き分けであれば良い結果だった。私たちはボールを持った際に落ち着きを持つべきだったんだ。(アディショナルタイムの3分が)決定的だったわけじゃない」
シメオネ監督はMFガビをベンチに置き、代わりにMFトーマス・パルティを先発させた。それが若手に「兵役を務めさせる」ためかと問われると、こう返している。
「兵役を務めるさせる、経験を積ませるために選手たちを起用するわけじゃない。彼ら選手たちに大切な特徴があるからこそ起用するんだ。トマス、コレア、ルーカスは私たちにとって重要な存在であり、これからも成長していく。ガビがそこまで重要ではなくなったということでもない。私たちは道の上で出くわす困難に対応していかなくてはならない」
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