アトレティコ・マドリーがチェルシーに対して、最終的なFWジエゴ・コスタ獲得オファーを提示したようだ。スペイン『マルカ』が報じている。
ジエゴ・コスタ獲得のために動き続けるアトレティコだが、最終的に提示したオファーは移籍金5500万ユーロ+インセンティブ1000万ユーロとのこと。これは現モナコFWラダメル・ファルカオをポルトから獲得した際に支払った移籍金4000万ユーロ+インセンティブ700万ユーロを上回り、クラブ史上最高額となる。
アトレティコにとっては移籍金5500万ユーロ+インセンティブ1000万ユーロが支払うことのできる限度であり、コンテに戦力外通告を言い渡された選手本人の状況を加味すれば、チェルシーには了承する以外の選択肢がないと踏んでいるようだ。
『マルカ』はこの状況により、残る問題が選手の育成に関わったクラブが受け取る連帯貢献金だけと報道。選手の育成に関わったクラブは移籍金の5%を受け取る権利を有すが、ジエゴ・コスタの場合は5500万ユーロの5%にあたる275万ユーロをペニャフィエル、スポルティング・ブラガ、セルタ、アルバセテ、ラージョ・バジェカーノ、バジャドリーで分配する。
この連帯貢献金はジエゴ・コスタを獲得するクラブ、つまりアトレティコによって分配されることになる。アトレティコが連帯貢献金の分配額で、ジエゴ・コスタの過去の所属クラブと合意すれば、ブラジル出身FWの古巣復帰が正式にアナウンスされる運びだ。
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