セビージャ、ビトロ移籍問題でアトレティコを提訴…契約延長から2日後に移籍

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 セビージャはスペイン代表FWビトロの移籍に関して法的手段を取る姿勢を明らかにした。11日に公式サイトで声明を出している。

 ビトロについては、7月にセビージャが契約延長を発表し残留が濃厚になっていたが、2日後に一転、アトレティコ・マドリー加入が発表されていた。セビージャは本人からのサインがないまま契約延長を公表し、その後ビトロは自身で契約解除の手続きや交渉を行っていたと報道されている。

「契約延長に合意していた」という立場のセビージャは 「ビトロ問題と呼ばれる事案について、専門家との協議の結果、関係するすべての組織に対して法的手段を取ることを決めました」と発表。「新契約を発効させるのに十分な法的根拠があり、セビージャはすべての関係組織に立場を明らかにすることを要求します」と、アトレティコ・マドリーを提訴する姿勢を打ち出した。

 アトレティコ・マドリーはFIFAから18歳以下の選手に関する登録違反により補強禁止処分を科されているため、選手登録可能となる2018年1月まで、ビトロを古巣ラス・パルマスにレンタル移籍させている。

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