バルセロナは、今夏のアトレティコ・マドリーFWアントワーヌ・グリーズマン獲得を考慮していない様子だ。スペイン『マルカ』が伝えた。
FWネイマールのパリ・サンジェルマン移籍が間近に迫っているバルセロナ。移籍成立なら、同選手の契約解除金2億2200万ユーロ(約290億円)という大金を手に次の補強に向かうことになる。
新たなアタッカー獲得に、バルセロナはグリーズマンに関心を寄せていると報じられていた。だがバルセロナのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長はアトレティコのミゲル・アンヘル・ヒル・マリンCEOに直接電話をかけ、獲得の意思がないことを伝えたという。
バルセロナとアトレティコの関係は良好で、バルトメウ会長がその関係に亀裂を入れてまでグリーズマン獲得に躍起になる可能性は低いとみられる。なお、グリーズマンの契約解除金は、先の契約延長の際に今夏の移籍市場が閉幕する9月1日まで2億ユーロ(約260億円)に引き上げられている。
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