アントワーヌ・グリーズマン(26)がアーセナルを恨んでいるようだ。イギリス『インデペンデント』が報じた。
今夏のマンチェスター・ユナイテッド移籍が有力視されるなど、ビッグクラブの視線を集める人気銘柄のグリーズマン。自身の自叙伝『Behind The Smile』によれば、レアル・ソシエダ所属時の2013年夏にアーセナルから接触があったという。
当時、グリーズマンの代理人を務めるエリック・オラツ氏は、アーセナルのスカウトであるジル・グリマンディ氏から直々に「他のいかなるオファーにも答えないでくれ」とのリクエストを受けたようだ。
だが、当時のアーセナルは、最終的にドイツ代表MFメスト・エジルとFWヤヤ・サノゴ(現・トゥールーズ)を獲得し、グリーズマンの見送りを決断。自伝の中で、グリーズマンは次のように当時を振り返った。
「待って、待って、待ち続けた。知らせがなかったから、エリックがグリマンディに電話した。そしたら、彼(グリマンディ)から『監督がまだ僕に興味を示しているから待っていてくれ』と言われたんだ」
「そして、あと数時間でマーケット閉幕というところで、彼からアーセナルが獲得に動かないことを知らされた。そんな形で言われることも、何も起こらなかったことも、僕は好きじゃない」
「で、エリックがあとになって僕にこう言ってきた。『ロンドンのクラブが再び関心をしているよ』ってね。でも、僕は『もう忘れよう。彼らの仕打ちは忘れない』って言ってやったんだ」
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