シメ・ヴルサリコは、同クラブ退団の意思を固めつつあるようだ。
2016年夏にアトレティコに加入したヴルサリコだが、DFフアンフラン・トーレスとのレギュラー争いに敗れ、ディエゴ・シメオネ監督のチームで満足いくような出場機会を得られていない。度重なる負傷も彼の足かせとなっている。
ヴルサリコは今月9日と12日にクロアチア代表としてロシア・ワールドカップ欧州予選プレーオフのギリシャ戦に臨み、本大会出場権獲得に貢献した。しかしながら、その直後のリーガエスパニョーラ第12節レアル・マドリー戦(0-0)で出場機会を与えられず、これが退団の決意を固める決定打になったとみられている。
ヴルサリコには、ナポリが強い関心を示している。アトレティコと2021年までの契約を結んでいるヴルサリコだが、今冬の移籍市場での移籍を希望している様子だ。
アトレティコはヴルサリコ獲得に支払った移籍金1500万ユーロ(約19億円)をナポリが提示すれば、移籍を容認する構え。ただ、同選手の代役として右SB確保を先決する考えだ。
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