今季得点数はわずか「3」…アンタッチャブルではなくなったグリーズマン

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アトレティコ・マドリーの絶対的エースに君臨していたFWアントワーヌ・グリーズマンだが、今季に入りその存在感に陰りが見え始めた。スペイン『マルカ』が報じている。

今夏にアトレティコ退団の意思を示しながらも、同クラブの補強禁止処分が解除されなかったことで結局は残留し、契約を延長したグリーズマン。しかしシーズンがいざ始まると、昨季までのような存在感を見せられていない。今季公式戦15試合での得点数はわずか3点(リーガ2点、チャンピオンズリーグ1点)で、ここ7試合はノーゴールとなっている。

ディエゴ・シメオネ監督は昨季まで、グリーズマンがチームの絶対的存在であることを認めるような発言をしていたが、今季の同選手はアンタッチャブルではなくなっている。同指揮官は5日のリーガ第11節デポルティボ戦(1-0)で、0-0の時点でグリーズマンをピッチから下げたが、勝負の行方が分からない状況で交代させたのは今季3回目となる。

シメオネ監督はデポル戦前、「このチームに一人で試合に勝たせてくれる選手はいない」と発言し、これがグリーズマンの“格”を否定するものだと話題になった。そしてその言葉通りか、グリーズマンは試合で存在感を見せることなくピッチを後にし、その後にMFトーマス・パーテイが決勝点を記録。このグリーズマンの途中交代について、DFフアンフラン・トーレスは「監督のどのような決定も受け入れるし、敬意を表す。もちろん、アントワーヌのことも支えていくよ」と話している。

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