シメオネ監督「追加点を奪えなかったのは残念だが、良い試合だった」

この記事は約3分で読めます。

 ワンダ・メトロポリターノで行われたリーガ第8節アトレティコ・マドリード対FCバルセロナ戦は、サウール・ニゲスとルイス・スアレスのゴールにより1-1の引き分けで終了している。

 バルサを相手に勝ち点1を獲得したアトレティコのシメオネ監督は、試合後のインタビューで次のように語った。

-勝ち点2を取りこぼしたと感じていますか?

「私の感想は、異なる特徴を持ったチーム同士が素晴らしい試合をしたというものだ。前半の我々は、特に守備において素晴らしいプレーを続けていたが、相手ゴールキーパーも決定的な仕事を繰り返したと思う。後半15分から20分くらいの時間帯に、バルサがかなりの人数を割いて攻撃を繰り返していたね。我々はよく守ったが、カウンターから試合を決定付ける追加点を奪うことができなかった」

-サウールについて

「サウールは成長し続けている。今もそうだが、我々にとっては将来的にも重要な選手になるだろう。今後の成長に期待している。彼は起床したあと、グラウンドに来る前にジムへ足を運んでいる。そのようなプロ意識に加えて、人間としても成長しているよ。引き続きクラブに大きく貢献してくれる存在であってほしい。彼のプレースタイルは、ガビに似ている。メッシ?メッシは並外れたプレーを見せてくれるが、彼が危険になるのはボールを持っているときだけだ」

-スタジアムの雰囲気について

「最高の雰囲気だった。2つのビッグクラブが対戦したからね。長距離移動による疲れが心配されたメッシも、素晴らしいパフォーマンスを発揮していた。アトレティコはノックアウトラウンドを戦うような姿勢でプレーしていたよ」

-ルイス・スアレスのゴールセレブレーションについて

「私は見ていなかった。対角線状でフェルナンド・トーレスと話していたからね」

-最終的にチームには何が欠けていたと思いますか?

「バルサのプレーは予想していた通りだった。前半は我々のペースで、先制点以外にもあと2ゴールを決めるチャンスがあったと思う。前半にバルサが手にした唯一のチャンスは、開始早々にメッシが迎えたものだけだった。後半はバルサがより多くの攻撃を仕掛けるという、いつも通りの試合展開になったが、我々はそれを利用してカウンターを仕掛けることができなかった。カウンターから追加点を奪うことができなかったのが悔やまれる点だね」

-なぜカウンターが機能しなかったのでしょうか?

「バルサは我々にセカンドボールを拾わせず、パスも繋がせなかった。コレアのパスからグリーズマンが決定的なチャンスを迎えた場面があったが、それはチームがうまく機能していた前半だった」

-追加点を奪おうという意識が欠けていたのでしょうか?

「そんなことはない。後半も前半と同じような戦い方をしていたが、前半はより多く相手ペナルティエリア内に侵入し、ラストパスの出しどころを探すチャンスがあった。一方、後半は前線にスペースを見つけ出すことができなかった」

-グリーズマンについて

「今シーズン彼が出場したホームゲームの中では、この試合が彼のベストゲームだったと思うよ。決定的な2本のシュートはゴールキーパーに阻まれたが、カウンターでコレアからラストパスを引き出す場面もあった。チームのために、相手ディフェンダーの背後を狙い続けていたよ」

コメント