「2位では記憶に残らない」…責任を語るシメオネ監督、退任の可能性も

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 チャンピオンズリーグ決勝が28日に行われ、レアル・マドリーがPK戦の末にアトレティコ・マドリーを破り、2年ぶり11回目の優勝を果たした。

 2年前に続いて決勝で敗れ、チャンピオンズリーグ準優勝に終わったアトレティコ・マドリー。ディエゴ・シメオネ監督は試合後の記者会見で自身の責任に言及し、退任する可能性も示唆した。スペイン紙『アス』がコメントを伝えている。

 シメオネ監督は「勝ったチームがベストチーム。(レアル)マドリーが勝ったのだから、彼らがベストチームなんだ。我々はPK戦という形でチャンピオンになるための選択肢(方法)を得ることとなったが、それを活かすことはできなかった」と、レアル・マドリーを称えるコメントを残し、以下のように続けた。

「今後も努力が必要だが、自分の身の振り方について考える時が来ている」

 去就について含みを持たせたシメオネ監督。「アトレティコを去ることを考えているのか」と問われると、「今は考えているとしか言えない。アトレティコのことを愛しているし、クラブも私のことを愛していると思うが、決勝で2回敗れた後、(去就について)考えずに進むことが良いとは思えない」と、退任の可能性を示唆した。

 そして「我々は疲れていた。2位では誰の記憶にも残らないんだ。(2013-14シーズンに続いて)2回も決勝で敗れたことは失敗と言える。この敗北を乗り越えて、傷を癒さなくてはならない」と語った。

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