3度目の正直なるか…アトレティコ、2季ぶりのCL決勝で初の欧州制覇へ

この記事は約2分で読めます。

 アトレティコ・マドリーがバイエルンとのチャンピオンズリーグ(CL)準決勝を勝ち抜き、クラブ史上3度目の決勝進出を果たした。スペイン紙『アス』が伝えている。

 CL準決勝セカンドレグが3日に行われ、アトレティコ・マドリーはバイエルンに1-2で敗戦。2試合合計2-2とされるが、フランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンが決めたアウェーゴール差により、2シーズンぶりに決勝へ駒を進めた。これまでに1974年、2014年に決勝でプレーし、今回でクラブ史上3度目となる。

 アトレティコ・マドリーは、今から42年前の1974年5月15日に当時はまだヨーロピアン・カップと呼ばれていた大会の決勝でバイエルンと対戦。リードしていたが、最後の数分のところで、ハンス・ゲオルク・シュヴァルツェンベックに同点とされ、引き分けに終わった。後に日を置いて再試合が行われたが、0-­4で敗戦を喫し、欧州タイトルを勝ち取れなかった。

 2013-14シーズンにポルトガル・リスボンで行われた宿敵レアル・マドリーとの決勝戦もそうだった。ディエゴ・ゴディンのゴールで92分までリードしていたが、コーナーキックからセルヒオ・ラモスに同点とされると、延長戦で3点を追加され、1­-4で敗れている。

 28日にイタリア・ミラノのスタディオ・ジュゼッペ・メアッツァで行われる決勝では、レアル・マドリーとマンチェスター・Cの勝者と対戦。アトレティコ・マドリーは史上初めての欧州王者となれるだろうか。

コメント