ファーディナンド氏、トーレス好調理由は「カウンターが合っている」

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 マンチェスター・Uなどで活躍した元イングランド代表DFのリオ・ファーディナンド氏が、フェルナンド・トーレスについて言及した。27日付のイギリス紙『デイリー・メール』が報じている。

 27日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)準決勝ファーストレグで、アトレティコ・マドリーはバイエルンと対戦し、ホームで1-0と先勝した。この試合でテレビ解説を務めたファーディナンド氏が、トーレスについて「彼にはカウンター主体のサッカーが合っているんだ」と語った。

 トーレスは2011年冬に、リヴァプールからチェルシーに移籍。移籍金5000万ポンド(約79億円)で加入したが、2013-14シーズンにはプレミアリーグ28試合に出場して5ゴールに留まるなど、期待された活躍を見せることはできなかった。

 同選手がチェルシーで成功しなかった理由について、ファーディナンド氏は「チェルシーはボールポゼッションを重視したサッカーをするけど、それはトーレスには合わないよ。彼は足元でボールを持つことが強みではないからね。彼は走るほうが得意だけど、そういうプレーをする機会がなかったからチェルシーでは成功しなかったんだ」と分析した。

 現在32歳のトーレスは、今シーズンのリーガ・エスパニョーラ第35節終了時点で27試合に出場し、9ゴールを挙げている。第32節のベティス戦以降は、CL準々決勝のバルセロナ戦を含め、自身初の公式戦5試合連続ゴールを記録していた。

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