リーガ・エスパニョーラ第34節が20日に行われ、アスレティック・ビルバオとアトレティコ・マドリーが対戦した。
アトレティコ・マドリーは1月30日の第22節で首位バルセロナに1-2と敗れた後、リーグ戦11試合で9勝1分け1敗と好調を維持。そして前節を終えた時点で、バルセロナと勝ち点76で並んだ。
中2日で迎えるアウェーゲーム、ディエゴ・シメオネ監督は先発メンバーを3名変更。DFフィリペ・ルイスとMFアウグスト・フェルナンデス、トーマス・パルティが起用され、FWフェルナンド・トーレスやアントワーヌ・グリーズマン、MFコケらとともにピッチに立った。
先制点を決めたのはアトレティコ・マドリーだった。38分、グリーズマンが敵陣右サイドでパスを受けると、トラップで中央へカットイン。左足でアーリークロスを上げ、ペナルティーエリア内で反応していたトーレスがヘディングシュートを決めた。トーレスはリーグ戦4試合連続ゴールを記録。前半はアトレティコ・マドリーの1点リードで終了した。
1-0で迎えた後半、アトレティコ・マドリーは53分に相手のミドルシュートで枠を捉えられたが、GKヤン・オブラクが好セーブでしのぐ。68分にはグリーズマンがドリブルで仕掛け、ペナルティーエリアに入って相手GKと1対1になったが、カバーに戻った相手DFのブロックに遭い、シュートには持ち込めなかった。84分にはF・ルイスのアーリークロスに途中出場のヤニック・フェレイラ・カラスコが反応。トラップから左足に持ち替えてシュートを放ったが、相手GKに阻まれた。
アトレティコ・マドリーは追加点こそ挙げられなかったものの、1-0で逃げ切った。トーレスの決勝弾で完封勝利を収め、勝ち点を79に伸ばした。今節は首位バルセロナがデポルティーボに8-0と大勝したため、勝ち点で並ぶ両者の順位は変わらなかった。
アトレティコ・マドリーは次節、23日にマラガをホームに迎える。一方のアスレティック・ビルバオは24日にレバンテとアウェーで対戦する。
【スコア】
アスレティック・ビルバオ 0-1 アトレティコ・マドリー
【得点者】
0-1 38分 フェルナンド・トーレス(アトレティコ・マドリー)
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