故障者に泣くアトレティコ、カラスコも右足負傷でダービー出場に暗雲

この記事は約2分で読めます。

 現在、故障者の多さに泣かされているアトレティコ・マドリーが、またしても主力の戦線離脱に見舞われた。現地14日に行われたリーガ・エスパニョーラ第24節でヘタフェとのアウェーでの自治州ダービーを1-0で制したアトレティコ・マドリーだが、この一戦で負傷退場したベルギー代表MFヤニック・フェレイラ・カラスコが、精密検査により右足首の捻挫が確認された。

 クラブは回復に要する期間を公表していないものの、スペインの各メディアは、ケガの程度からして復帰には少なくとも2週間はかかると報じている。これによりカラスコは、21日に行われる第25節のビジャレアル戦、24日に行われるチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦ファーストレグのPSV戦への欠場が確実となり、27日に行われる第26節のレアル・マドリーとのダービー戦への出場も微妙な状況となった。

 アトレティコ・マドリーは今シーズン、中盤の柱であるポルトガル代表MFチアゴ・メンデスが昨年11月28日に行われた第13節のエスパニョール戦で右足脛骨を骨折し、その代役として冬の移籍市場でセルタから獲得したアルゼンチン代表MFアウグスト・フェルナンデスも先月30日に行われた第22節のバルセロナ戦で左ひざじん帯を損傷したのを始め、主力の度重なる負傷という不運に遭っている。

 故障者リストにカラスコが加わったうえ、貴重なバックアッパーであるモンテネグロ代表DFステファン・サビッチおよびガーナ人MFトーマス・パーテイも状態に不安を抱えており、さらにウルグアイ代表DFホセ・ヒメネスも出場停止となる週末のビジャレアル戦ではぎりぎりのメンバーでのやり繰りを強いられることとなった。

コメント