コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)5回戦セカンドレグが14日に行われ、アトレティコ・マドリーがホームでラージョ・バジェカーノと対戦した。
敵地でのファーストレグを1-1のドローで終え、ホームでのセカンドレグに臨むアトレティコ・マドリー。同日、FIFA(国際サッカー連盟)から補強禁止処分を言い渡され、激震が走る中で迎えた一戦で、フランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンら主力を多数温存し、コロンビア代表FWジャクソン・マルティネスらが先発メンバーに名を連ねた。
均衡が破られたのは40分、先制点はアトレティコ・マドリーのものだった。左サイドから細かいパス交換でペナルティーエリア内に進入すると、エリア左隅でパスを受けたアンヘル・コレアが右足を一閃。強烈なシュートがクロスバーに当たってゴールへ吸い込まれた。前半は1-0で終了した。
後半は1-0のまま推移。1点リードのアトレティコ・マドリーは70分、先制点のコレアに代えてグリーズマンを投入し、前線の活性化を図る。すると10分後、グリーズマンが期待に応えた。左CKからゴール前で混戦となり、こぼれ球に反応すると、バイシクル気味に左足で合わせてゴールネットを揺らした。
グリーズマンは後半アディショナルタイムにも、勝利を決定付けるチーム3点目を記録。試合は3-0で終了し、アトレティコ・マドリーが2試合合計4-1で5回戦を突破した。
【スコア】
アトレティコ・マドリー 3-0(2試合合計:4-1)ラージョ・バジェカーノ
【得点者】
1-0 40分 アンヘル・コレア(アトレティコ・マドリー)
2-0 85分 アントワーヌ・グリーズマン(アトレティコ・マドリー)
3-0 90分+1 アントワーヌ・グリーズマン(アトレティコ・マドリー)
コメント