レアル含む4クラブがグリーズマンに関心…補強禁止処分の影響は

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 アントワーヌ・グリーズマンに、強豪4クラブが関心を示している。スペイン紙『アス』が14日に報じた。

 グリーズマンは2015-16シーズン、リーガ・エスパニョーラ第19節終了時点で全試合に出場し、10得点を記録。チャンピオンズリーグでも4得点を挙げるなど、充実のシーズンを送っている。

 報道によると、3月21日で25歳を迎える同選手の契約解除金は8000万ユーロ(約103億円)に設定されているが、まもなく1億ユーロ(約128億円)へと引き上げられる見通しとなっている。同クラブ史上最高額をさらに更新することとなるが、同紙は「来シーズンに向けたアトレティコの大きな心配事が、グリーズマンだ」と伝え、移籍の可能性を示唆している。

 同選手に関心を寄せているのは、レアル・マドリーとチェルシー、パリ・サンジェルマン、バイエルンの4クラブと報じられている。同紙によると、チェルシーは来シーズンの巻き返しと全タイトル制覇に向けて陣容を刷新する意向で、パリ・サンジェルマンは同選手への関心を隠していない。また、バイエルンは元フランス代表MFフランク・リベリーの後継者としてグリーズマンの獲得を狙っていると伝えられている。

 そしてレアル・マドリーは、同選手と同じフランス国籍のジネディーヌ・ジダン氏が監督に就任。フロレンティアーノ・ペレス会長も同選手への関心を認めている。ただ、レアル・マドリーは報道の同日、FIFA(国際サッカー連盟)から移籍市場での活動禁止処分を言い渡された。対象は2016年夏と2017年冬の2度にわたる移籍市場で、処分期間中に選手獲得は可能だが、登録および公式戦での起用は不可能となる。同紙の報道は2016年夏の移籍市場での獲得を示唆したものであり、今回の処分の影響が注目される。

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