レアル&アトレティコ、補強禁止処分に抗議の姿勢示す「事実無根」

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 FIFA(国際サッカー連盟)は14日、18歳以下の選手の国際移籍に複数のルール違反があったとして、レアル・マドリーとアトレティコ・マドリーに罰金と補強禁止の処分を言い渡した。この決定に対し、両クラブが反対の姿勢を示している。

 レアル・マドリーは、クラブ公式HPを通じて声明を発表。18歳未満の選手をスペインサッカー連盟(RFEF)に登録せずにプレーさせたこと、規定を満たさずに18歳未満の選手と最初の契約を締結または海外から獲得したこと、ユースチームでプレーする選手たちをREFFに通達していなかったことの3点に対して「事実無根である」と反論し、抗議に臨む意思を表明した。

 また、アトレティコ・マドリーも公式HP上で疑いを否定。エンリケ・セレソ会長は「抗議をする。我々には権利がある。予想だにしなかった初めての通知だ。我々が厚い選手層を抱えているとしても、誰も獲得できないなんてことは問題だ」と主張したと、14日付のスペイン紙『アス』が伝えている。

 処分が決定すれば、両クラブは2016年夏と2017年冬の2度にわたる補強活動が禁止されるが、正式決定までには90日の猶予が与えられている。なお、バルセロナも同様の理由で2015年の冬と夏を対象に補強禁止処分が下されていたが、今冬の移籍市場で解禁となっていた。

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