7連勝中のアトレティコが好調ビルバオを迎え撃つ

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 アトレティコ・マドリーはアウェイでの連戦となったこの1週間、リーガ・エスパニョーラではグラナダを完封(2-0)すると、チャンピオンズリーグ(CL)ではベンフィカとのグループ頂上対決に勝利(2-1)した。この結果、通算10勝2分2敗としたリーガでは、首位バルセロナに2ポイント差に迫るとともに、3位レアル・マドリーと2ポイント差の2位をキープした。また、すでに決勝トーナメント進出を決めていたCLでは、通算4勝1分1敗として首位を確定させてグループステージを終えた。

 ホームに戻っての今節は、引き続きFWジャクソン・マルティネスとMFチアゴ・メンデスを故障で欠くため、ローテーションを殆ど行わなかったグラナダ戦やベンフィカ戦に近いメンバーになると予想されている。

 一方、アスレティック・ビルバオはホームでの連戦となったこの1週間、リーガではマラガとドロー(0-0)に終わり、ヨーロッパリーグ(EL)でもAZとドロー(2-2)を演じた。この結果、通算6勝3分5敗としたリーガでは7位をキープするに止まり、すでに首位での決勝トーナメント進出を決めていたELでは通算4勝1分1敗でグループステージを終えた。リーガでは、5位ビジャレアルとは3ポイント差、6位デポルティーボとは1ポイント差と上位も見込めるが、8位バレンシアおよび9位エイバルと1ポイント差、10位セビージャおよび11位ベティスとは2ポイント差と下位の方が気になる状況にある。

 アウェイに移っての今節は、DFミケル・サン・ホセが出場停止となるものの、それ以外のポジションではAZ戦で温存された主力が一挙にスタメンに戻るため、ほぼベストメンバーと呼べる布陣になると見込まれている。

 現在、公式戦7連勝中のアトレティコ・マドリーは、そのうち5試合が無失点で2試合が1失点と完璧に近い数字を残している。一方のアスレティック・ビルバオも、レギュラーを温存したAZ戦を除くと、直近3試合連続でクリーンシートを達成している。同門同士とあって似た特色をもつ2チームなだけに、どちらの攻撃陣が相手の強力な守備陣を打ち破るかが試合の焦点になりそうだ。

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