2強に割って入りたいアトレティコ、前線が揃ったベティスと対戦

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 アトレティコ・マドリーは前節、ホームでスポルティング・ヒホンに勝利(1-0)、通算7勝2分2敗として4位から3位に上昇した。首位バルセロナまでは4ポイント差があるものの、2位レアル・マドリーには1ポイント差と迫っているだけに、今節は両者が直接対決で星の潰し合いをしているのを尻目に、間に割って入りたいところだ。

 対するベティスは前節、アウェーでマラガに勝利(1-0)し、通算4勝3分4敗として13位から11位に浮上した。宿敵の10位セビージャならびに9位デポルティーボとは勝ち点で並んでおり、今節は踏ん張り所となる。

 アトレティコ・マドリーは20チーム中最小の6失点、ベティスは同4位タイの11失点と、守備力の高い両チーム。一方、アトレティコ・マドリーは優勝争いに加わるためにも、ベティスは上位進出を望むためにも、ともに攻撃力の向上が求められる。

 そういった意味で、アトレティコ・マドリーでは、代表戦で負傷したコロンビア代表FWジャクソン・マルティネスに代わってのスタメン入りが予想されているFWフェルナンド・トーレスに注目だ。トーレスにとって11月に行われるアウェーでのベティス戦と言えば、2002-03シーズンに自身のキャリア指折りのスーパーボレーを決めている験の良い試合だけに、本来の持ち味である爆発力に期待したい。対するベティスでは、2度の故障から回復した元オランダ代表MFファン・デル・ファールトがスタメンに戻り、元スペイン代表MFホアキン・サンチェスにFWルベン・カストロと役者が揃った前線のコンビネーションが見所となる。

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