ガビ、ダービー前に連敗も「結果ほど調子は悪くない」

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 今週末に行われるリーガ・エスパニョーラ第7節の目玉である“マドリード・ダービー”で、宿敵レアル・マドリーを本拠地ビセンテ・カルデロンに迎えるアトレティコ・マドリー。主将のスペイン人MFガビが大一番を前にした心境を述べた。

 前節はアウェーでビジャレアルとの上位対決に0-1で敗れると、チャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ第2節でもホームでベンフィカに1-2で敗れるなど、公式戦2連敗中のアトレティコ・マドリー。だがガビは、殆ど見所がなかったビジャレアル戦と試合の主導権を握ったベンフィカ戦では、同じ1点差の黒星でも内容が大きく異なることを強調した。

「チームにとって難しい状況にあることは事実だが、結果ほど調子は悪くない。実際、ベンフィカ戦はビジャレアル戦より数段良かった。僕らが決定機を生かせなかった代償を支払わされた反面、彼らは幸運な形から2ゴールを決め、ああいうスコアになったに過ぎない。僕たちは流れの中での攻撃からもセットプレーからも多くのチャンスを作れたので、この形を続けていけばいい」

 一方、前節はホームでマラガとスコアレスドローに終わったものの、CLではアウェーでマルメを2-0で下し、アトレティコ・マドリーとは対照的にダービーに向けて体勢を立て直したレアル・マドリーでは、元スペイン代表DFアルバロ・アルベロアが「今回のダービーはアトレティコにとってシーズン総決算になる」と発言したが、ガビは挑発的なコメントを一笑に付した。

「そういうことを言うのは、僕らのことが殆ど見えていない証拠だね。アトレティコがダービー制覇だけで満足していたのは過去の話だよ。試合に向けた準備は整っているので、日曜(4日)は普段通りの姿勢で勝ちに行くまでだ」

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