アトレティコがアウェーで好調エイバルと対戦

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 前節はホームでバルセロナに逆転負け(1-2)し、今シーズン初黒星を喫するとともに、通算2勝1敗となり6位に後退したアトレティコ・マドリー。だが、チャンピオンズリーグ初戦はアウェーでガラタサライに快勝(2-0)し、貴重な白星によりバルセロナ戦のショックを払拭した。

 再びアウェーでの戦いとなる今節は、中盤から前線にかけて構成を変えた攻撃的な布陣が奏功したガラタサライ戦ではなく、バルセロナ戦と同様の従来の布陣に戻すことが予想されている。バルセロナ戦で先制点を決めたFWフェルナンド・トーレス、ガラタサライ戦で全得点を叩き出したFWアントワーヌ・グリーズマンのツートップには、今シーズン初の揃い踏みゴールに期待がかかる。

 一方、前節はアウェーでマラガとドロー(0-0)に終わり、開幕からの連勝がストップしたエイバルだが、通算2勝1分の5位につけており、昨シーズンの18位から考えると素晴らしい位置にいる。

 相手が大幅に強化されるものの、ホームに戻って無敗記録を伸ばしたい今節は、ここまで3試合で繰り返してきたスタメンが変わらず採用されると予想されている。中盤の両サイドではMFサウール・ベルホンおよびMFケコが好調をキープしているため、MF乾貴士のデビューは今節も難しいかも知れないが、まずは初のベンチ入りに期待したい。

 ここまでの公式戦での3勝はいずれも完封勝利のアトレティコ・マドリーに、ここまで3試合でわずか1失点のエイバルと、いずれも堅い守備が自慢の両者だが、その実力には大きな開きがある。それゆえ、攻勢に回ることが予想されるアトレティコ・マドリーに対して、エイバルがどれだけ踏ん張れるかが、試合の盛り上がりを左右することになるだろう。

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