ミュラーのPKをストップしたオブラク 「あの場面がすべてじゃない」

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欧州制覇にまた一歩近づいたアトレティコ・マドリーだが、GKヤン・オブラクはチーム全員の力がひとつに結集されて勝利につながったことを強調している。

アトレティコは3日のチャンピオンズリーグ準決勝2ndレグ、敵地アリアンツ・アレーナでバイエルンと対戦。相手MFシャビ・アロンソとFWロベルト・レヴァンドフスキに得点を許したものの、FWアントワーヌ・グリーズマンのゴールで1点をもぎ取り試合を1-2で終えた。2試合合計スコアを2-2とし、アウェイゴール差で決勝進出を決めている。

この2ndレグで、決定的な仕事をしたのがオブラクだ。バイエルンに先制された直後の前半34分、アトレティコはDFホセ・ヒメネスが相手MFハビ・マルティネスを倒してPKを与えてしまう。だが絶体絶命の状況でオブラクがFWトーマス・ミュラーのキックをストップ。バイエルンの勢いを絶ち、後半の巻き返しにつなげた。

オブラクはPKストップをこのように振り返っている。スペイン『アス』がコメントを伝えた。

「PKは止められたけど、いつも止められるわけではない。運があったんだろう。もちろん、あれを繰り返せたらいいね。だけど、あの場面がすべてじゃない。試合全体の展開が大事だった」

「僕たちは最後まで戦い抜いた。難しい試合になることは予想していたよ。1stレグ(1-0)の結果は大きなアドバンテージにはならなかった。バイエルンは偉大なチームで、前線に素晴らしい選手を揃えているからね。たった1秒でゴールを決めてしまうようなチームなんだ」

X・アロンソのFKで失点したシーンについては、不運を嘆いた。

「あの間を通ったのは偶然だよ。ヒメネスに当たってボールの軌道が変わり、枠内に入ってしまった。でも、あの失点は重要なものではない。僕たちは決勝に進んだのだから」

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