シメオネ、一部観衆からブーイング受けたビエットについて「責任は私にある」

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4月30日のリーガエスパニョーラ第36節、アトレティコ・マドリーは本拠地ビセンテ・カルデロンでのラージョ・バジェカーノ戦を1-0で制した。ディエゴ・シメオネ監督は試合後、残留を目指すラージョ相手に苦戦を強いられたことを認めている。

スペイン『マルカ』や『EFE通信』がアルゼンチン人指揮官のコメントを伝えた。

「最も勝ち点を得ることが難しい時期に、重要な勝利を手にできた。勝ち点を必要とするラージョは、特に試合終盤から素晴らしいパフォーマンスを見せたね。この時期は立て続けに試合を戦わねばならず、集中し続けることは容易ではない。だからこそ、勝利を収めることこそが最も重要なんだ」

この試合でローテーションを採用したシメオネ監督だが、前半のチームは決定機を欠き、後半から起用したFWアントワーヌ・グリーズマンの得点に助けられることとなった。

「苦労を強いられたのは、良質なトランジションを実現できなかったからだろう。我々は試合が必要としていたインテンシティーを発揮することができなかった。もう少し相手を押し込んでいたら、試合をコントロールできていたはずだ」

先発出場したMFオリベル・トーレス、FWルシアーノ・ビエットはプレーの精彩を欠き、後半にピッチから下がる際には一部観衆からブーイングを受けた。シメオネ監督は両選手が「シーズン初日のようにチームに必要」であることを強調しながら、ビエットの不振については自身が責任を負うべきとの見解を口にしている。

「責任は確実に私にある。以前のビエットは継続的に出場していたが、それが途切れれば本来のレベルを見せられなくなってしまう。トーレス、グリーズマン、アンヘル・コレアといった選手が、彼の存在感を失わせているのは確かだろう。けれども、ビエットがもし良いプレーを見せられなければ、その責任は継続して起用しなかった私にある」

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