ベンチ入り禁止のシメオネ、ガビに指示出し? さらなる処分の可能性も

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先に3試合のベンチ入り禁止処分を科されたディエゴ・シメオネ監督だが、スタンドからチームに指示を出した疑いで、さらなる処分を科される可能性が浮上している。

シメオネ監督は23日に行われたリーガエスパニョーラ第35節マラガ戦で、アトレティコのベンチ側から2個目のボールがピッチ内に投げ込まれた責任によって、3試合のベンチ入り禁止処分を科された。

そして処分適用の1試合目となる30日のリーガ第36節ラージョ戦(1-0)で、シメオネ監督がチームに指示を送っていたことが疑われている。シメオネ監督の隣に座っていたスタッフらしき男性、アトレティコのベンチに座っていたMFガビ・フェルナンデスがインカムを装着して、口を手で覆いながら頻繁に何かを話していたためだ。ガビはテクニカルエリアで采配を振るうヘルマン・ブルゴス助監督に近寄って、何かを伝えてもいた。

ベンチ入りを禁じられた監督がチームに指示を出すことは、もちろん認められていない。スペインサッカー連盟の懲罰規定によれば、処分中の監督が試合に関与した場合、4~20試合、または1~6カ月間のベンチ入り禁止処分を命じられる可能性がある。

なおアトレティコ幹部のクレメンテ・ビジャベルデ氏は、スペイン『モビスタール・プルス』との試合後インタビューでこの件について問われ、「ベンチにいるコーチ陣がマイクを使ってやりとりするのは当たり前。シメオネはインカムを使っていなかった」と、同指揮官が試合に参加していたことを否定している。

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