キャリア最多アシストまであと2本…好調コケ、CLバルサ戦でも鍵を握るか

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コケが好調だ。ここ最近のチームのゴールは、ほとんどすべてが彼の足から生まれている。

5日のチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝1stレグ、アウェイでのバルセロナ戦(1-2)でFWフェルナンド・トーレスの先制点を精度の高いスルーパスでお膳立てし、9日のリーガエスパニョーラ第32節エスパニョール戦(3-1)でもF・トーレス、FWグリーズマンの得点をアシスト…。コケはここ最近の活躍によって今季のアシスト数を14にまで伸ばしており、昨季に達成したキャリア最多記録まで、あと2本と迫っている。

今季中盤までは調子が上がらなかったコケだが、ここに来て給仕役としての本領を発揮している。その理由の一つには、プレーポジションもあるのかもしれない。2日の第31節ベティス戦では4-3-1-2のトップ下、CLバルサ戦では4-4-2のボランチを務めるなどピッチ中央に位置でプレーし、エスパニョール戦では再びサイドで起用されたが中央に絞る動きも多々見られた。また現在は好調F・トーレスと、現チェルシーFWジエゴ・コスタとの間にあったような抜群の連係を見せている。

F・トーレスは1-2からの逆転を目指す13日のバルセロナ戦を出場停止で欠場する。が、それでもコケが突破の鍵を握ることは間違いないだろう。アトレティコのカンテラーノはエスパニョール戦直後、「逆転の自信はある。そうじゃなかったらピッチに立つこともないよ。スタジアムは熱狂に包まれるだろうし、美しい日になる」と意気込みを示している。

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