シメオネ、アトレティコを見下したルンメニゲに反論 「彼らには試合映像を送った」

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ディエゴ・シメオネ監督が、自チームを見下したとされるバイエルンのカール=ハインツ・ルンメニゲCEOに反論している。スペイン『マルカ』が報じた。

ルンメニゲCEOは先日、チャンピオンズリーグ(CL)抽選の変革を求め、アトレティコを引き合いに出した。「アトレティコのPSV戦、もしくはヴォルフスブルクのヘント戦などを見直せば、敗退したユベントスとのクオリティーの差が理解できる」と話していた。

アトレティコ側はルンメニゲCEOの発言に不満を抱えていたようだが、不必要な問題を生じさせぬために沈黙を貫いてきた。しかしながらシメオネ監督が、2日のリーガエスパニョーラ第31節ベティス戦の前日会見で、この件について口を開いている。

CL準々決勝でベンフィカと対戦するバイエルンだが、グループリーグでベンフィカと同組だったアトレティコに対しては、試合の映像を送るよう頼んでいたようだ。シメオネ監督はそのことを持ち出して、ルンメニゲCEOに反論。会見で記者陣とのやり取りを終え、椅子から腰を上げた後に、マイクに顔を近づけて次のようにコメントした。

「ルンメニゲまで届くように、彼が把握してくれるように、ここで君たち(記者陣)に話をしておく。我々はバイエルンにベンフィカ戦の映像を送った。彼らの望みにかなうような映像だ。バイエルンがしっかりと働けるようにね」

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