ボカ・ジュニアーズFWカルロス・テベスは、昨年夏にユベントスから古巣ボカへと移籍する前に、アトレティコ・マドリーへの移籍に心を動かされたことを認めている。
ユベントスの10番として2年間活躍を見せたテベスは、アトレティコへの移籍も噂されていたが、最終的に以前からの希望であったボカ復帰を実現させることになった。
アトレティコからの誘い以前には、レアル・マドリーから関心を持たれたこともあったとテベスは明かした。スペイン『マルカ』のインタビューで次のように話している。
「確かに、チョロ(ディエゴ・シメオネ監督)から電話があって、すごく興奮する話だったよ。スペインでプレーするのは僕にとってまだ欠けていたものだったからね。でも、もう(ボカに)ノーと言うことはできなかったんだ」
「あと2年スペインでプレーしたとすれば、アトレティコでリーガやチャンピオンズリーグのタイトルを争えると分かっていたけど…。去年スペインから受けたオファーは、そのアトレティコのものだけだった。それ以前にはレアル・マドリーが僕に関心を持っていたこともあったけどね」
アルゼンチン帰国を決断する上では、家族や友人たちの存在が大きかったとテベスは語る。
「娘のフロールは11歳だが、祖父母や叔父たちやいとこたちと別れるのはいつも大変だった。イタリアに祖母が訪ねてきて、帰国しなければならないときには、娘にとってすごくつらかったんだ」
「周りの人々に関して色々なものを失ってしまっていた。今はおかしな状況だよ。たとえば生涯の友人たちと一緒にいても、彼らの間で僕には分からないジョークを言い合ってたりしてね…」
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