自身の哲学を語るシメオネ、「アトレティは私の居場所」「プレーアイデアは勝つこと」

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ディエゴ・シメオネ監督がメキシコ『レコルド』とのインタビューに応じ、自身の哲学を語っている。

選手時代にもプレーしたアトレティコで、指揮官として成功を収めるシメオネ監督。アルゼンチン人指揮官はアトレティコが自分のいるべき場所であるのかを問われ、次のように返答している。

「自分の今の居場所だよ。私はまるで放浪者のようだ。20歳の頃から旅を続け、いくつもの場所でプレーしてきたし、監督としてもそうしているわけだからね」

「私はいつもこう話すのだが、世界における自分の居場所というのは、気分良く感じられる場所にほかならない。輝かしい場所にいることだってできるが、そこで悪い気分になるならば自分の居場所にはなり得ないんだ」

一方、自身が率いるチームのプレーアイデアについては、「勝つこと」のみに焦点を合わせていることを説明した。

「アイデアは勝つことにほかならず、それ以外のことは眼中にない。ピッチ上では目標に到達するため、各選手の個性を引き出す。勝利という目標のためだけに」

また選手たちがピッチで示すべきは、ボールを扱う技術だけではないことを主張している。

「私が好んでいるものは、すぐに分かるような類ではない。選手たちには、ボールをうまく扱うだけでは意味がないと話している。私から彼らに伝えるのは、感情、競争心、帰属意識だ。そういったことは、すぐさま確認できるわけではないが、長い目で見れば選手の明らかな特徴となる」

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