アトレティコが好調ソシエダに3発完勝でバルサを追走

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アトレティコ・マドリーは1日、リーガエスパニョーラ第27節でソシエダを本拠地ビセンテ・カルデロンに迎え、3-0で完勝した。

3日前に行われた前節レアル・マドリーとのマドリッド・ダービーを持ち前の堅守で1-0と制し、首位バルセロナを8ポイント差で追う2位アトレティコ(勝ち点58)は、そのダービーのスタメンからトーレスに代えてビエットのみを変更した。

一方、前節マラガ戦(1-1)こそ引き分けたものの、それまでリーガ4連勝としていた好調の9位ソシエダ(勝ち点34)は、イニゴ・マルティネスが出場停止で欠場となり、売り出し中のオヤルサバルがベンチスタートとなった。

開始2分にサウールのミドルシュートで試合に入ったアトレティコが良い立ち上がりを見せる。そして、5分にCKからゴディンがヘディングシュートを浴びせたアトレティコは、8分にあっさり先制した。スローインを受けたコケが右サイドゴールライン際からクロスを入れると、D・レジェスのクリアしたボールがゴールへ吸い込まれた。

13分にもCKからゴディンが決定機を迎えたアトレティコは、先制後もビエットが攻撃を牽引。攻守にソシエダを上回って主導権を握ると、29分にグリーズマンが枠内シュートを浴びせていく。ハーフタイムにかけてもソシエダに何もさせないアトレティコは、37分にボックス内へ進入したビエットがGKルジを強襲するシュートを放った。

アトレティコが1点をリードして迎えた後半、開始35秒に追加点を奪取する。ソシエダDF陣のビルドアップミスを突いてビエットがボックス右ゴールライン際から折り返すと、中央のサウールが左足でのジャンピングボレーで蹴り込んだ。

その後、54分にゴディンを下げる余裕を見せたアトレティコは、ベラとパルドの2枚代えを敢行してきたソシエダに対し、60分に決定的な3点目を奪いきる。グリーズマンがボックス内でデ・ラ・ベジャに倒されてPKを獲得。これをグリーズマン自ら決めて3-0とした。

64分にFKからD・レジェスに左ポスト直撃のヘディングシュートを打たれたアトレティコだったが、その後はソシエダに決定機を許さず危なげなく時間を消化。完勝で首位バルセロナに暫定5ポイント差としている。

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