14日のリーガエスパニョーラ第24節ヘタフェ戦で、開始2分に決勝点を記録したアトレティコ・マドリーFWフェルナンド・トーレスだが、これで同クラブでの通算得点数を101とし、現マンチェスター・シティFWセルヒオ・アグエロの記録に並んだ。
前節エイバル戦の終了直前に、アトレティコでの通算100点目を決めたトーレス。100点目を決めるまで4カ月半…、出場時間では953分間を要したアトレティコのアイドルだが、それから2分後に101点目を記録している。これでアトレティコでの歴代得点ランクでは、アグエロ、ホセ・フンコサ氏と並んで7位につけている(歴代1位はアドリアン・エスクデロ氏の150得点)。
トーレスについて、特筆すべきはその“早撃ち”ぶりである。ヘタフェ戦の得点は2分に生まれたものだったが、彼はこれまでにもキックオフ直後に得点を奪ってきた。例えば、2004-05シーズンのバルセロナ戦では開始から1分でネットを揺らし、昨季アトレティコに復帰した直後の初得点も、ヘタフェ相手に開始2分に記録したものだった。また昨季コパ・デル・レイのレアル・マドリーとのダービーでは1分、46分と前半、後半の開始直後にゴールを決めている。
スペイン『マルカ』はトーレスの愛称“エル・ニーニョ(ザ・キッド、少年の意)”にかけて、同選手を“ビリー・エル・ニーニョ”と称している。
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