中国”爆買い”の手はスペインにも? アトレティコ主将ガビに広州恒大が巨額オファーか

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ブラジルやイタリア、イングランドなどから次々と大物選手を獲得している中国サッカー界は、スペインにも”爆買い”の手を伸ばそうとしているのかもしれない。

スペイン『アス』は、広州恒大からアトレティコ・マドリー主将のMFガビに巨額のオファーが届いた模様だと報じた。3年間で年俸総額2300万ユーロ(約30億3000万円)に上る大型契約の提示だという。

広州恒大は昨年2度目のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)制覇を成し遂げたとはいえ、アジア王者として臨んだFIFAクラブ・ワールドカップでは3位決定戦で開催国王者のサンフレッチェ広島に敗戦。他クラブが次々と大物外国人選手を補強していることもあり、さらなる強化の必要性を感じているのかもしれない。

アトレティコとの契約が2017年で満了するガビにはプレミアリーグなどの複数クラブからも冬の移籍に向けた打診があったようだ。だが選手本人はアトレティコとの契約を延長して残留することを希望している模様で、現時点では中国も含めた他国に新天地を求めることはないかもしれない。

過去数年にも豊富な資金でスター選手を拡大して話題となっていた中国だが、今年はさらにその動きを加速。チェルシーMFラミレス、ローマFWジェルビーニョ、インテルMFフレディ・グアリンらが次々と中国からの誘いに応じ、この冬の移籍市場に投じられた補強資金の総額はプレミアリーグをも上回って「世界一」となっている。

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