まさかのコパ敗退にも動じないシメオネ「競争において敗戦は免れない」

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アトレティコ・マドリーは、27日のコパ・デル・レイ準々決勝2ndレグで本拠地ビセンテ・カルデロンにセルタを迎え、2-3と敗れた。この結果、コパでベスト8敗退という状況に追い込まれたアトレティコだが、ディエゴ・シメオネ監督に動じる様子はなさそうだ。

敵地の1stレグをスコアレスドローで終えていたアトレティコ。ホームでの一戦は、一転して打ち合いの展開となった。FWアントワーヌ・グリーズマンとアンヘル・コレアが得点を挙げたものの、相手MFパブロ・エルナンデスの2得点、FWヨン・グイデッティのゴールを許して2戦合計スコア2-3で敗退が決まった。

シメオネ監督はコパ敗退にも試合内容からチームの状態を楽観視していると語った。スペイン『マルカ』が試合後の会見でのコメントを伝えている。

「試合に関して、プレーを見れば、我々はそれほど悪いプレーをしたわけではない。ゴールチャンスはつくれていたが、詰めが甘かった。セルタはそのような状況をうまく利用した。ラウンド突破を決めた彼らを祝福するだけだよ」

「私はチームのポジティブな側面を心に留めたい。特に、後半から出場したコレアの活躍だね。私は彼のプレーに満足している。未来を見据えた時に、非常に役立つと思える材料だ」

コパ敗退は失敗か、との質問を受けたシメオネ監督は以下のように返答した。

「それを決めるのは君たち(記者陣)だろう。試合を見て、思ったことを書けばいい。すべてを出し尽くして、今日のアトレティコのように相手と競ったのであれば、敗れることもある。それがフットボールというものだ」

「我々の頭にあったのは、いつもと同じように最善の手段を講じて対戦相手と競うことだった。そして、実際にそうした。試合開始から先制点を目指して戦った。だが、うまく行かなかった。セルタの方が優れていたからだ。我々が2点を奪ったのに対して、セルタは3点を奪った。このスコアは我々にとって普通ではないよ。見過ごせない結果だ」

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