出場機会の増加を望むオリベル・トーレスが、ボルシア・ドルトムントと個人合意に達したという。イタリア『gianlucadimarzio.com』が25日に報じた。
昨季ポルトにレンタル移籍し、今季はアトレティコに復帰したオリベルだが、最近は出場機会の少なさから去就が騒がれている。MFアウグスト・フェルナンデス、MFマティアス・クラネビッテルの加入で出番が減ることを恐れ、本人が今冬の退団を検討していると噂されていた。
ディエゴ・シメオネ監督は「自分の力を証明しなければいけない」と、オリベルに奮起をうながしたが、選手は新天地でアピールしようと考えているかもしれない。そのオリベルに目をつけたのが、ドルトムントだ。
アトレティコと2018年までの契約を結ぶオリベルだが、『gianlucadimarzio.com』によると、ドルトムントは年俸450万ユーロ(約5億8000万円)でオリベルと合意したという。
『gianlucadimarzio.com』は、ローマがMFミラレム・ピアニッチの後釜としてオリベルに関心を寄せているとしつつ、選手本人とドルトムントは“相思相愛”だとも報道。ドルトムントにとっては、MFイルカイ・ギュンドアンやMFヘンリク・ムヒタリャンが去った場合の代役としてオリベルが理想的な選手だと伝えた。一方で、バイエルン・ミュンヘンのジョゼップ・グアルディオラ監督がオリベルを高く評価していることもつけ加えている。
コメント