6日に行われたコパ・デル・レイ5回戦(ベスト16)1stレグ、アトレティコ・マドリーは敵地バジェカスでのラージョ・バジェカーノ戦を1-1のドローで終えた。
先月30日にリーガで対戦したばかりのラージョと再び相見えたアトレティコだが、シメオネ監督はこの一戦でオブラク、フアンフラン、ゴディン、フィリペ、コケ、グリーズマンらに休みを与えただけでなく、加入したばかりのクラネビッテル、アウグスト・フェルナンデスを実戦で投入。GKモジャ、DFヘスス・ガメス、ヒメネス、サビッチ、シケイラ、MFクラネビッテル、A・フェルナンデス、トーマス、FWオリベル、フェルナンド・トーレス、カラスコを起用し、4-3-3のシステムを使用した。一方パコ・ヘメス監督もトラスオラス、ハビ・ゲラを休ませ、チャン・チェンドンを起用するなど、降格圏に沈むリーガにプライオリティを置いていることが明白なスタメンを起用している。
試合は予想された通り、ラージョがボールを保持してアトレティコが堅守速攻で対応する展開。だがトーマス、A・フェルナンデス、クラネビッテルと急造の中盤でプレーするアトレティコは思うように速攻を仕掛けられない。すると34分、先のラージョ戦(2-0)では88分に先制点をお膳立てしたトーマスのミスから、アトレティコが失点。背番号22のクリアミスをナチョに拾われると、強烈な左足ミドルでモジャが守るゴールを破られた。なお、アトレティコが今季ペナルティエリアの外から失点をするのは、バルサ戦のネイマール弾以来2度目となった。
ビハインドを負ったアトレティコは反撃に出たいところだが、ラージョの強度あるプレッシングを前にゴール前まで到達できず、セットプレーからの攻撃に頼るのみ。しかし十八番と言えるそれからヒメネスが二度にわたって放ったヘディングシュートも、枠を捉えることができなかった。シメオネ監督は57分、A・フェルナンデス、オリベルに代えてサウール、ビエットを投入する。
その後もラージョのポゼッションサッカーに苦戦を強いられたアトレティコだったが67分、先のラージョ戦同様に交代選手が活躍を披露。右サイドのビエットがナチョをかわしてグラウンダーのクロスを送ると、ペナルティエリア内に飛び込んだサウールがダイレクトでこれに合わせ、ネットを揺らした。待望のアウェイゴールを手にしたシメオネ監督は、76分にF・トーレスとの交代でジャクソン・マルティネスも投入して逆転を狙う。しかしセットプレーからカラスコが放ったシュートがGKフアン・カラスコに防がれるなど決定機を物にできず、勢い衰えぬラージョの攻撃にも手を焼きながら、1-1ドローのまま試合終了のホイッスルを迎えた。
なおアトレティコの本拠地ビセンテ・カルデロンを舞台とした2ndレグは、14日に開催される。
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