古巣アトレティコと対戦するラウール・ガルシア、ビルバオ移籍は「心ではなく頭で決断したこと」

この記事は約2分で読めます。

13日のリーガエスパニョーラ第15節で古巣アトレティコ・マドリーと対戦するMFラウール・ガルシアが、現在の心境を語っている。

スペイン『マルカ』とのインタビューに応じたR・ガルシア。同選手はアトレティコの本拠地ビセンテ・カルデロンへの帰還を前に、特別な感情を抱いていることを告白した。

「少し奇妙な感覚だね。その日が訪れることを望んでいたはずだが、今は来ないでほしい、すぐに過ぎ去ってしまうものだと感じる。時間が止まってほしいと望む日々だよ。あそこでは長い時間を過ごし、多くの知り合いと思い出が存在している。これからアトレティコとは違うチームと、勝利を目指してあそこで試合を戦う。特別な日になるね」

2007年にオサスナからアトレティコに加わり、2010年のヨーロッパリーグ&UEFAスーパーカップ優勝から、同クラブがここ5年間で獲得した7タイトルすべての味を知るR・ガルシア。それだけに、退団は苦渋の決断であったようだ。

「事は起こるべくして起こる。その前からコンタクトはあったが、今回が決断のタイミングだったんだ。アトレティコでは持ち得るすべてのことを捧げ、困難なことを成し遂げた…。だけど、僕には出場機会と新しい日々が必要だったんだ。もし心によって決断を下せば、僕はアトレティコに残っていただろう。移籍という決断は、頭で下したんだよ」

カルデロンで誰とユニフォームを交換するかを問われると、自身の退団会見で涙を流していたMFコケを挙げている。

「コケにそうするよう頼まれた。自分にとって彼は特別なんだ。ガビとも素晴らしい関係を築けたが、それはいつもそばでプレーしていからだ。でもコケはカンテラから上がってきた選手で、とても内気ながら、選手のプレーをよく観察していた。僕はそういうタイプの人間を好み、彼を助けようと試みた。今の彼はスペクタクルな選手であり、与えられた役割を見事にこなしている」

コメント