定位置奪取に意欲のビエット「シメオネには感覚を取り戻せと言われた」

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ルシアーノ・ビエットは、前線のポジション争いに勝って定位置を奪取したいと意気込みを語った。

FWアントワーヌ・グリーズマンを得点源としている今季のアトレティコだが、ディエゴ・シメオネ監督はフランス代表FWの相棒探しに苦労している。新加入のジャクソン・マルティネスが負傷離脱し、フェルナンド・トーレスがゴール欠乏症に悩む中、ビエットは最近先発した2試合で2得点とアピールを続けているところだ。

特に8日のチャンピオンズリーグ・ベンフィカ戦では輝きを放った。グループC最終節の首位攻防戦となった試合で、MFサウール・ニゲスの先制点をアシストした後、自ら追加点を決めたのだ。

ビエットは自身の好調を喜ぶとともに、公式戦で13戦無敗を続けているチームの状態に触れた。スペイン『マルカ』で次のように話している。

「個人としても、チームとしても素晴らしい時間を過ごせているね。チームは数試合負けなしが続いていて、すべてを自分たちの手で握っている。年内の残り3試合で勝利を収め、最高の形で新年を迎えたいと思う」

「勝利が勝利をもたらしてくれる。この方向性で続けて行けたらいいね。GKやディフェンダー陣をはじめとして、チームの全員が大きな仕事をしている。それが試合を決定づけるんだ。僕たちは3つの大会ともうまくやれている。結果が出ているので、今の仕事をやり続けたい」

コンスタントに試合に出られない状況に関しては、ビッグクラブであることへの理解を示した。

「僕はいつもビエットであり続けている。今は自分がチームで重要な存在だと感じられているし、これが続くように願っているよ。連続ゴールが続くといいね。FWはそれで生きていられるんだから。僕にとって、すべてがポジティブに進んでほしい。シメオネからは感覚を取り戻すことと、深みを獲得するために動くことを要求されているよ」

「常に90分プレーしたいけど、それは監督が決めることだから。アトレティコでタイトルを獲得するのが僕の夢だ」

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