アトレティコ、シメオネ政権の主力武器ヘディング弾が振るわず…今季はわずか1得点のみ

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ディエゴ・シメオネ監督率いるアトレティコ・マドリーの主力武器とされてきたヘディングシュートによるゴールが、今季に激減している。スペイン『マルカ』が報じている。

ヘディングシュートを主要な得点手段とし続けてシメオネ監督のアトレティコだが、今季はリーガエスパニョーラ第11節、チャンピオンズリーグ・グループリーグ第4節までに頭で決めたゴールはわずか1点のみ。その1点はリーガ第11節スポルティング・ヒホン戦(1-0)の後半アディショナルタイムにFWアントワーヌ・グリーズマンが決めたものだった。

このデータが異常であることは、過去2シーズンと比較すれば明確となる。アトレティコは昨季、開幕から14試合で14得点をヘディングで記録し、最終的には32得点を記録。またリーガ優勝を果たした2013-14シーズンは最初の14試合で8得点、最終的に29得点を決めていた。

今季にヘディングでのゴールが減少している理由には、新加入のFWジャクソン・マルティネスの不振や、ヘルマン・ブルゴス助監督が得意とするセットプレー戦術の得点力が減少していることが挙げられる。セットプレーからは昨季に30得点を決めていたが、今季は14試合で3得点のみ。シメオネ監督はこの理由を、「ライバルの守備が向上している」ためと説明している。

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