MFオリベル・トーレスは、この夏復帰した同クラブで自身の成長を実感しているようだ。
オリベルはアトレティコの下部組織(カンテラ)出身選手で、カンテラの最高傑作と称されていた。2012年に順調なトップデビューを飾ったものの、その後出場機会を確保できず伸び悩み、2014年1月にビジャレアル、同年7月にポルトにレンタル移籍していた。
ポルトで活躍して今夏復帰を果たしたオリベルは、スペイン『オンダ・セロ』で次のように話している。
「ポルトに行けたのは幸運だった。サッカーの面でも、人間としても成長できた。ポルトではたくさん驚かされることがあった。デビューした最初の時期とは全然違う自分がいると感じているよ」
「チームのスタイルに関係なく、僕の特徴から中央でプレーすることが多かった。でも僕は適応に不都合を感じたことはないよ。アトレティコのスタイルに合わせていくのは僕たち選手の方だからね。僕は(本拠地ビセンテ・)カルデロンでプレーするためなら、GKでも良い。(ディエゴ・)シメオネ監督は僕を良いプレーができるポジションで起用するはずだ」
オリベルは、アトレティコの強さが団結力にあると主張している。
「カルデロンは心を捕らえるスタジアムだ。僕は最初からアトレティコへの帰属意識を感じていたよ。それはずっと持っていたし、選手を引退しても持ち続ける類のものだ。ポルトにせよ、アトレティコにせよ、クラブに所属している意識を強く持つ選手を必要としている。家族のようにね。アトレティコに来た選手なら分かると思う。みんなが家族みたいだから、その後退団するのは大変なんだ」
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