ディエゴ・シメオネ監督が、3日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)のグループC第4節、敵地でのアスタナ戦を振り返り、チームのパフォーマンスに満足感を示した。
シメオネ監督は、守りを固めるアスタナを攻略しきれずゴールレスドローという結果に終わった一戦について、「この結果をサプライズだと思う人がいるかもしれないが、我々にとってはそうではない。非常に複雑で、タフで、難しい試合だった。チームや選手たち見せたアプローチに不満はない」と述べ、次のように続けた。
「得点を奪うことができなかった。4、5回ほど明確なチャンスがあったが、試合全体を振り返ると守備面でよくやったと思う。アスタナに危険な場面を作らせなかったね。ただ、攻撃面に関してはより多くのチャンスを作り出す必要があったと思う」
また、首位ベンフィカが勝ち点9、2位のアトレティコが勝ち点7、3位のベンフィカが勝ち点4というグループCの状況を受け、「ベンフィカに敗れたあと、私はこのグループが混戦になると話した。まずは、ガラサタライに勝つ必要ある」とコメント。最終節の対戦相手が首位ベンフィカとのアウェイゲームとなるため、ホームで行われる次節のガラタサライ戦が重要になるとの見解を示した。
なお、ガラタサライに勝ち点3差をつけているアトレティコ・マドリーは、第2節に行われた敵地でのガラタサライ戦に2-1で勝利しているため、次節のガラタサライ戦で引き分け以上の結果を残すことができればグループステージの突破を決めることができる。次節、アトレティコ・マドリーとガラサタライによる注目の直接対決は、11月25日にマドリッドのビセンテ・カルデロンで行われる。
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