アトレティコ、デポルティボとドローで連勝ストップ

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リーガエスパニョーラ第10節のデポルティボvsアトレティコ・マドリーが30日にリアソールで行われ、1-1で終了した。

ここ3戦勝利がないものの6位につけるデポルティボが、公式戦3連勝中でリーグ3位に位置するアトレティコ・マドリーをホームに迎えた。アトレティコは、ジャクソン・マルティネスとグリーズマンを2トップとする[4-4-2]を採用。2列目は右からカラスコ、、チアゴ、コケと並べた。

試合は立ち上がりからアトレティコがポゼッションを高め、相手の隙をうかがう。アトレティコはボールを保持するものの攻めあぐねる時間が続いたが、34分に一撃で均衡を破る。左サイドから仕掛けたカラスコのクロスをデポルティボ守備陣がクリアしきれずボールがこぼれると、ペナルティアーク付近のチアゴが右足を一閃。強烈なハーフボレー弾がゴール右に突き刺さり、アトレティコが先行した。

ハーフタイムにかけてもアトレティコが攻勢に出る。アトレティコはカラスコが馬力あるドリブルを見せるなど存在感を示す。すると、38分にはアトレティコに追加点のチャンスが訪れる。コケのCKからゴディンが頭で合わせるも、このヘディングシュートは右ポストに直撃。さらにゴール至近距離で詰めたグリーズマンも決めきれない。

前半に7割以上のポゼッション率を記録したアトレティコは、後半序盤も押し気味に試合を進める。しかし、なかなか決定機を創出できず、ポゼッション率も落ちていく。シメオネ監督は前半のような躍動感を欠いたカラスコ、そしてJ・マルティネスを下げて、コレア、サウール・ニゲスを投入していく。

しかし、次にゴールを挙げたのは相手のミスを突いたデポルティボだった。77分、自陣ボックス左奥付近でモタついたアトレティコDFホセ・ヒメネスからボールを奪ったルーカス・ペレスがカットイン。そのままゴール正面に近づいたルーカス・ペレスが今季リーグ戦6得点目を決めて、スコアを1-1とした。

同点弾で勢いに乗ったデポルティボは、その後も攻勢に出る。しかし、88分にファイルが放ったミドルシュートは右のクロスバーに直撃して2点目とはならず、1-1のまま試合終了。アトレティコは公式戦の連勝が3試合でストップした。

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