シメオネ、PK疑惑もヒメネスのプレーを称賛 「頭から飛び込むなど英雄の所業」

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18日のリーガエスパニョーラ第8節、アトレティコ・マドリーは敵地アノエタでのソシエダ戦に2-0で勝利した。ディエゴ・シメオネ監督は、PKと騒がれた場面でDFホセ・ヒメネスが見せたプレーを称賛している。

アトレティコが1点をリードして迎えた試合終盤。ラ・レアルのFWイマノル・アギレチェがペナルティーエリア手前から放ったシュートが身体に当たったヒメネスは、こぼれたボールに近づくFWジョナタスのシュートを阻もうと、倒れ込みながらも頭でボールをクリアしようと試みた。ジョナタスはヒメネスの頭にひっかかって倒れ、ソシエダはPKを要求。だが主審はプレーを続行させ、カウンターを仕掛けたアトレティコの追加点が生まれている。ソシエダは得点後も執拗に抗議し続け、ジョナタスが2枚目のイエローカードで退場となるなど、アノエタは大きな喧騒に包まれた。

シメオネ監督はこの場面について、PKであったかは自分では確認できなかったとしながらも、ヒメネスのプレー自体に称賛を送っている。スペイン『EFE通信』がコメントを伝えた。

「交錯したプレーで、遠くからはよく分からなかった。しかしロッカールーム内では、彼が選手ではなく、ボールに向かって頭から倒れ込んだと言っていた。それは英雄の所業にほかならない」

また、この試合で負傷から復帰を果たしたMFコケについても触れている。

「コケはこのチームにとって、とても重要な存在だ。攻撃、また守備における安定性を与えてくれるからね。今日は素晴らしい仕事を成し遂げ、何より良い形で試合を終えてくれた」

アルゼンチン人指揮官はまた、再びノーゴールに終わったFWジャクソン・マルティネスについて、「最前線の選手としての役割を果たした」と、ポストプレーなどでの貢献ぶりを強調。一方、チーム全体のパフォーマンスは「超競争的だった」と形容し、「相手の攻囲を破り、決定機に苦しまなかった」と守備面での健闘を称えた。

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