アトレティコ・マドリーは30日、チャンピオンズリーグ・グループC第2節のホームでのベンフィカ戦に臨む。ディエゴ・シメオネ監督はベンフィカの勝負強さやスピードを警戒する様子を見せている。
初戦でガラタサライに勝利を収めたアトレティコと、アスタナに勝利を収めたベンフィカ。グループの主導権を争うことになる試合に向けて、シメオネ監督は前日の会見で次のように語った。スペインなどの複数メディアが伝えている。
「ベンフィカは勝つことに慣れているチームであり、厳しい試合になるだろう。昨年は国内リーグで優勝し、その前の年にはヨーロッパリーグの決勝にも進んでいる。競争力の高いチームで、サイドには非常にスピードがある」
「(コスタス・)ミトログルやジョナスはゴールを決められるし、カウンターの速さがある。右サイドバックのネルソンはとても気に入っている選手だし、エリゼウも良い選手だ。GK(ジュリオ・セザル)も経験豊富だ。非常に高いインテンシティーと、できるだけ早く自分たちの望むようなプレーに持ち込む力が要求される試合になるだろう」
今季ポルトから加入したFWジャクソン・マルティネスはまだ期待に応えることができていない。戦い慣れたポルトガルリーグのチームとの対戦は本領を発揮できるチャンスとなるだろうか。
「2カ月前にやってきたばかりの選手だ。選手たちが別のリーグから来て、異なる役割を果たすときには難しいものだ。適応するための時間も必要になる」
「だが、(ラダメル・)ファルカオや(ジエゴ・)コスタ、(ダビド・)ビジャ、アドリアン(・ロペス)、(フェルナンド・)トーレス…彼らはみんなゴールを決めてくれた。ジャクソンも同じように決めてくれるだろう」
古巣との対戦となるMFチアゴ・メンデスに対しては、強く信頼している選手であることを改めて強調した。
「おそらく私が指導した中で最高のMFの一人だろう。彼のことは本当に高く評価しているよ。(チアゴがシメオネ監督を称賛したことについて)彼は少し言いすぎることもあるが、非常に良い関係にあるからこそそういうことを言ったのだろう」
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