シケイラ、ユーベのオファーを認めるも… 「獲得候補の一人に過ぎなかった」

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ギジェルメ・シケイラは、今夏ユベントスからオファーが届いたことを認めている。だが選手の述懐によると、ユベントスには複数の獲得候補がいたようだ。

アトレティコは、この夏チェルシーからDFフィリペ・ルイスが復帰。そこで出場機会の減少が予想されたシケイラの放出が濃厚となり、一時はユベントス移籍で合意に達したとみられていた。

しかし、一転してユベントスが交渉から撤退したことで移籍は破談に終わった。シケイラは自身をめぐる一連の移籍騒動を次のように振り返っている。スペイン『アス』が伝えた。

「ユベントスとのことは、メディアの人たちの方がよく知っているんじゃないかな。この夏、一番具体的なオファーではあった。だけど、何が起きたのか正確には知らない。おそらく僕やアトレティコの責任ではなくて、ユベントスに事情があったんだ」

「僕たちは常にやるべきことをやった。最終的にはユベントスが違う選手に賭けたんだよ。彼らは2選手から3選手をリストに載せていた。その1人が僕だったというわけさ。でもユベントスは違う選手を選んだ。僕が知っているのはそれだけだ」

またシケイラは、昨季背負っていた3番を復帰したフィリぺ・ルイスに譲った経緯を語っている。

「僕とフィリ(フィリペの愛称)には似たような過去がある。15歳の時にブラジルで彼と一緒にプレーしていたんだ。すごく難しい状況に置かれたこともあった。今日ここにいることなんて想像もできなかった。フィリは僕にとって模範的な存在だ。彼の過去やサッカー界でたどり着いた場所からね」

「僕は昨年アトレティコに加入した。同じクラブに来たんだな、とフィリのことを感じたよ。フィリにとって、3番が意味するところを僕は知っている。だから彼に言ったんだ。『何があっても、僕と同じチームにいるなら3番を着けてほしい』とね。それは彼に友情と愛情を示す行為だった」

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