ベンフィカは13日、アトレティコ・マドリーからFWラウール・ヒメネス(24)の獲得が決定したことをクラブ公式サイトで発表した。
この夏ウェスト・ハムへの移籍に近づいていたR・ヒメネスだが、同クラブがヨーロッパリーグ予選プレーオフに敗退したことで移籍先の変更に動いたと見られる。10日にはアトレティコの練習に姿を見せず、メディカルチェックのためリスボンへ向かったと報じられていた。
R・ヒメネスはベンフィカと2020年までの5年契約を交わした。アトレティコは同選手の保有権50%を900万ユーロほどでベンフィカに売却した上で、買い戻しのオプションを保持することになるようだ。残りの50%は代理人のジョルジュ・メンデス氏が所持していたが、ベンフィカが300万ユーロで買い取ったと先日報じられていた。
昨季アトレティコではリーガエスパニョーラ21試合に出場したが、先発は4試合のみだった。R・ヒメネスは新天地で出場機会を増やしたいという意欲を次のようにコメントしている。
「(アトレティコでは)望んでいたような出場時間を得られなかったけど、自分の力は信じている。チームを助けられるところを見せたいと思う」
「自分の最大限の力を発揮できるように、もっとプレーしたい。それが簡単じゃないことは分かっている。ビッグクラブに加入して、クオリティーの高いチームメートに囲まれることになるからね」
ベンフィカでのプレー経験があるアトレティコの元チームメートたちからのアドバイスも決断の決め手となったようだ。
「チアゴやシケイラ、ヤン・オブラクと話をして、チームについて色々と良い話を聞いたよ。ベンフィカはポルトガルのビッグクラブだ」
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