アトレティコ、カラスコ獲得へ アルダの後釜に据える考えか

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アトレティコ・マドリーは、モナコMFフェレイラ・カラスコ(21)獲得に本腰を入れているようだ。スペイン『マルカ』が伝えた。

アトレティコは今夏、MFアルダ・トゥランをバルセロナに放出した。以前からアルダの代役としてベンフィカMFニコラス・ガイタンを狙っていた同クラブだが、3500万ユーロ(約46億9000万円)以上の移籍金を求めるベンフィカとの交渉が難航。そのため、ほかの選手の確保に動き始めた模様だ。

アトレティコが次のターゲットとして定めたのは、昨季モナコで頭角を現したカラスコだ。2014-15シーズン、モナコで公式戦52試合に出場したカラスコは、フランスでの活躍が評価されて21歳ながらベルギーA代表に選出され、2015年にフル代表デビューを飾った。またチャンピオンズリーグの決勝トーナメント1回戦では敵地のアーセナル戦で1得点を挙げ、ビッグクラブを撃破しての8強進出に大きく貢献している。

アトレティコは最近の補強でディエゴ・シメオネ監督の要望により経験豊富な選手を獲得してきた。21歳と若いカラスコは必ずしもシメオネ監督の望みを果たすわけではないものの、クラブは同選手の将来を見据えて獲得に踏み切ろうとしているという。

カラスコは、2019年までモナコと契約を結んでいる。4年の契約期間が残されているが、2013年夏にFWラダメル・ファルカオ(現チェルシー)の移籍を実現させて以降モナコと良好な関係を築くアトレティコとしては、ガイタン獲得に求められた3500万ユーロを下回る移籍金での取引成立を希望しているとみられる。

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