ゴディン「チリの優勝を望むウルグアイ人はいない」 ミラン移籍の噂は否定

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アトレティコ・マドリーに所属するウルグアイ代表DFディエゴ・ゴディンは、コパ・アメリカ決勝を戦うチリとアルゼンチンのどちらが優勝することも望んでいないというウルグアイ国民の心情を語った。

ウルグアイは準々決勝で開催国チリに敗戦。チリDFゴンサロ・ハラがウルグアイFWエディンソン・カバーニを退場に追い込んだ行為が大きく問題視され、両チームに遺恨を残す結果となった。

決勝のカードが決定する前に行われたウルグアイ『オバシオン』によるインタビューで、ゴディンは次のように話している。

「起こったことを考えれば、チリに勝ってほしいと思っているウルグアイ人が誰もいないのは明らかだ。アルゼンチンに優勝回数で並ばれたくもないけどね」

「アルゼンチンに対して何も恨みがあるわけじゃないけど、ただ並ばれたくはないというだけだ。でも僕らはチリにも勝ってほしくはない」

チリ戦直後にはハラへの重い処分を望むと発言していたゴディン。結局2試合の出場停止処分となった同選手に対しては次のように述べた。

「クラブであれ代表チームであれ、ほかの選手にああいうことを言うなんて頭にも浮かばないし、指で触ることも同じだ。だから共感もできないし理解もできない」

「僕は別のタイプの価値観で育ってきた。スポーツのことやピッチ上で起こることの範囲を越えた生き方の価値観を持っているから、こういうことに共感はできない。それだけだ」

ミランがゴディンの獲得を検討しているとも噂されたが、現時点では移籍は考えていないと主張した。

「正直に言って、何も知らないよ。100%コパに集中していたし、何も聞いていない。これからしばらくはゆっくり休んで、それから色々な噂がどうなのか見てみる時間もあるだろう」

「今の時点では、スポーツ面でミランはアトレティコ・マドリーに遠く及ばない。(移籍すれば)スポーツ面では一歩後退ということになる。それが現実だ。でも、今の時点では何も計画していないよ」

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